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講座「卑弥呼から続く女帝の系譜と社会・国家国際関係」

By 2025年3月5日 No Comments

2024年11月30日(土)14時から、富岡並木地区センターで講座を開催しました。目下金沢スポーツセンターの工事に伴い、拠点のオフィスかなざわを利用できず、場所を移しての講座です。

講師は大阪大学名誉教授の武田佐知子先生で、古代史を研究され、人間が着ている状態の衣服を素材とし、着用する相互の人間関係の考察を対象としてこられました。今年2025年1月15日の講書始では、一番最初に登壇されました。

左に座っておられるのが武田先生、右は高校時代一緒だったらしく並木副理事用の片田氏。講書始はYouTubeで配信されてます。

今回の講座は、一般民衆は男女差のない貫頭衣を着用、卑弥呼が魏から賜ったのは男性用、天皇礼服が男女別になるのは9世紀以降など、衣服の役割や変遷から、古代東アジアの国際関係や社会の男女の関係性を読み解く内容でした。しばし、古代の時間に浸りました。